尾張藩士林泝徊

士林泝洄(しりんそかい)は、尾張藩士の系譜を集めた系図資料です。
延享4年(1747年)、ときの書物奉行松平秀雲(君山)らによって完成しました。 その内容は、藩初から中期に至る諸士の家格・家紋・家系・履歴などが整然と記載され、元禄6年(1693年)以前に仕えた御目見以上の家臣を中心に、断絶した121家を含めた 884家 が掲載されています。上写真左が原典、中央が「校訂復刻版/ 名古屋市教育委員会編, 第17-20巻愛知県郷土資料刊行会, 1983年」です。最近、国立国会図書館デジタルコレクションに収録されて、閲覧が可能になりました。石黒家に関するページがは次の写真上段、尾張藩初代善九郎重成のページが下段です。

ここに記された石黒家事蹟の書き下しは、展示室「尾張藩時代」に記述していきます。

 国立国会図書館デジタルコレクションの「名古屋叢書 続編第17巻(士林泝洄 第1)」検索画面です。
 登録資料が飛躍的に増加していることが高く評価されているので、本資料のように過去に探した時に発見できなかった資料を発見できることがあります。機能の充実は世界最高と言われています。
 今後も国立国会図書館デジタルコレクションを活用しながら、調査を進めていきます。

尾張藩士林泝洄 】からわかること
 房勝・重玄を通して、
 徳川家康→尾張藩→駿府藩→会津藩
 という流れを考える鍵となる史料